2/8 (月) 18:30 戦闘開始

実はこのところ、ある国の情勢に不穏なムードが高まってきていたので警戒していたのだけど、ついに爆発してしまったようだ。我が国としてはどんな立場をとるのか、そしてどんな対応をするのか、決断までの猶予はそれほど長くない

「ここが正念場だね」

「はい。正直に申し上げまして、議会を通るか心配です。一応最悪の事態も考えておかねばなりません」

「そうだね。…党の…くんが、どんな態度に出るか」

対外的にとるべき姿勢については同意していただけると思うけど、どの程度国力を注ぐべきか、その意見は分かれてしまうと思う。とりあえず金銭的な援助をして急の場を凌いでおく。しかし、我が国に武力はあるものの、発動させたくはない。・・・あくまでも、他国から攻め込まれないため、そして国を統制するためのものである。平和的ないい解決方法はないものか・・・。

外務担当の僕には、大きな責任がある。

ホーンスタッドにおいて皇太子は、実はそれほど大きな権限を持っているわけではない。主に陛下のサポートがメインであり、議会においては、とりあえず常に出席できるものの、他の議員と同じ立場である。つまり、任期が無限の議員のようなものだ。

しかし、僕はそれに加えて外務を担当している。そしてこれについては失職する可能性もある。我が国では昔陸続きの近隣国との闘いが絶えなかったそうだが、今は武力に訴えるような時代ではない。だから、他国との関係は常に密にしておかなければならない。それでも残念なことに、地上にはまだ戦いが続いている地域もある。

僕がこの国の外務を担当させていただいている限りは、まず国民に平和を約束しなければならない。これが最低限の務めだ。他国のせいで我が国まで混乱させることなどあってはならない。・・・だから、議会ではうまく事を運ばないと。

これからしばらくは会議の連続だろう。でもとりあえず、沢渡くんが頑張ってくれた予算案の件に関してはほとんどまとまっていてよかった。これからは僕が頑張らないと。

「響、ちょっと来てくれ」

結城も戦闘モードだ。そう、戦争は会議室でやるものだ。なのに、会議室においてはすでに平和的な解決は望めないところまで来てしまっている。

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