10/2 (日) 22:00 会いたい

何だかんだ言って結局、舞がいないとダメみたいだ。

「珍しく貴くんのほうが折れたね」

「何とでも言ってよ。・・・会いたかった」

仕事から帰ると舞がいて・・・、僕はまっすぐにその胸に飛び込んでいった。

「では殿下、明日は7時に参りますので・・・」

「分かったよ、ありがとう。じゃあおやすみ」

そのまま舞をソファーに押し倒し、何度も何度もキスを交わし合う。

「・・・待って、貴くん。シャワーくらい浴びたら?」

「どうせまた汗をかくじゃない」

「嫌だ、私がよくない。・・・貴くん以外の匂いがする」

・・・あ、そう。そういうことなら仕方ない。その代わり、

「お腹空いたんだよね。消化に良さそうなものをよろしく」

「分かったわ」

僕はそこまではがっついていない。

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