「これってやっぱり、少し練習したほうがいいのかな?」
朝霧が言い出したら僕も不安になって、今日もまた演劇部の部室に行ってしまった。やはり昨日部長がああ言ったからなのだろう、昨日見かけた人が何人もいる。となると、僕たちも来てよかったわけだ。 Continue reading “4/15 (水) 17:00 予習”
小説の部屋
「これってやっぱり、少し練習したほうがいいのかな?」
朝霧が言い出したら僕も不安になって、今日もまた演劇部の部室に行ってしまった。やはり昨日部長がああ言ったからなのだろう、昨日見かけた人が何人もいる。となると、僕たちも来てよかったわけだ。 Continue reading “4/15 (水) 17:00 予習”
もう、クラスの訳の分からない空気は極力考えないようにしようと思った。しかしそれだけで気持ちが随分楽になった気がする。 Continue reading “4/14 (火) 17:00 部活見学”
宮殿にいることは気持ち的には落ち着けるからいいけれど、平日の分を埋めるためにどうしてもスケジュールが過密になってしまい、結構疲れる。
「沢渡さん、そろそろお戻りになりませんと・・・」 Continue reading “4/12 (日) 22:00 不安”
数日振りに宮殿に帰ると、やはりホッとした自分がいた。しかし落ち着く間もなく、新しくいただいた財務の仕事に追われ、やりがいはあったけど少し疲れた。
「さっそくやらかしてくれたそうじゃないか?」 Continue reading “4/11 (土) 19:30 報告”
お風呂上がりに冷たいものがほしくなってキッチンに寄ってみたら、兄が夕食を取っているところだった。
「お帰りなさい。遅かったんだね」 Continue reading “4/10 (金) 23:00 過去と未来”
ならば、と僕は一人で外出してみることにした。僕が一人で街を歩くなどということは初めてのようなものなので、緊張する。電車の乗換えで間違ったりしないか心配だ。 Continue reading “4/9 (木) 16:00 迷子”
そんなこんなで少し凹みがちな僕のところにやってきたのは朝霧だった。
「沢渡の実家に行ったことないし・・・宿題も終わっていないから」 Continue reading “4/8 (水) 16:00 真相”
これが高校というものなのか? Continue reading “4/7 (火) 15:00 入学式”
何となく手持ち無沙汰な僕・・・。父と兄は仕事に行った、つまり母と二人きり。もちろん仕事はいくらでもあるが、どうも落ち着かない。 Continue reading “4/6 (月) 13:00 視線”